野々村聴松軒 |
代表 野々村 成章 |
了入 造 赤茶碗
宗旦歌銘 二百ノ内
口径 約11.6×高さ 約8.9cm
共箱 啐啄斎箱
楽家中興の祖と言われる了入の茶碗で、「了入二百ノ内」と呼ばれる茶碗です。その箱を利斎が作り、全て啐啄斎が箱書をしています。この茶碗には、宗旦が詠んだ歌を銘として箱書されています
春海製バカラ
ギヤマン切子輪花口鉢
茶人であり、美術商であった春海藤次郎は、フランス・バカラ社から初めて日本に輸入し、自らもデザインして注文するようになりました。
当時の茶事には焼物の器を使う事が当然の時代でしたが、次第にバカラの芸術性が、日本人を魅了するようになりました。
現代でもバカラの器は、高級料亭の席や茶事の懐石で使用される名品となっております。
この鉢には、大阪の塗師・川端近左の塗蓋が添えられており、水指としても華やかに、涼やかに夏の茶席を彩ることでしょう。