大阪 藤井香雲堂
代表 藤井 正治
(本店)大阪府岸和田市南上町1-6-12
(one week galleery BASE215)大阪市浪速区日本橋東2-1-5
大阪南美術会館内
072-422-1917
fujii-01@xc4.so-net.ne.jp

大阪 藤井香雲堂

代表 藤井 正治
(本店)
大阪府岸和田市南上町1-6-12
(one week gallery BASE215)
大阪市浪速区日本橋東2-1-5
大阪南美術会館内 

072-422-1917
fujii-01@xc4.so-net.ne.jp

 


初代 眞葛香山
釉下鯉之図 花瓶

製作年代 大正初期
寸法 幅10㎝×高さ24㎝
香斎極め箱


「眞葛焼」が「高浮彫」の次にシフトしたのが磁器による「釉下彩」技法です。
中国で「鉄」「辰砂」「染付」の3種しか存在しなかったものが、明治には最新技術にて多彩へと発展します。
しかし、「赤色」の釉下彩の開発が難航し、「紅色(正円子)」を効果的に意匠へ取り込むことで疑似的に「赤」を感じさせたのです。
この作品は、当時の最先端技術により、「金」を使った「紅色」と酸化ウランを使った「黒色」を効果的に対比させ、国内外に通じる日本的な美を実現しております。

「MAKUZU WARE」としてのスタイルである器体との融合と、「生きもの」がアクティブな意匠が遺憾なく発揮されている作品なのです。